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アレグラとアルコールを一緒に飲むと副作用が出やすくなる可能性も

花粉症は春と秋が多いのですが、春は転勤など会社内でも移動があり、歓迎会などが催されることが多いです。歓迎会においてはアルコールを摂取する機会が多いのですが、花粉症の薬を服用しているときアルコールを摂取してしまうと、薬とアルコールの相互作用によってより副作用が出てしまう危険性があります。

アルコールには、血管を拡張させてしまう特徴があります。血管が拡張してしまうと鼻の粘膜が腫れて鼻詰まりを起こし、目も充血してきます。そしてアルコールが肝臓で分解されるときにできるアセトアルデヒドも、アレルギーの原因であるヒスタミンに影響を及ぼし増加させてしまいます。つまりアルコールの摂取は、花粉症の症状を重くしてしまうのです。

そしてアレグラなど花粉症の薬を服用している場合、吸収がよくなって副作用が出てしまうことがあります。抗ヒスタミン薬であるアレグラは中枢神経抑制作用もあるのですが、アルコールにも中枢神経抑制作用があるため、様々な影響が出てくるのです。

主に、眠気が強く起きる、口の乾きや脱力感、過度の鎮静、視力障害や排尿障害があります。これらは普通にアレグラを服用している場合、ほとんど出てこない症状で、薬の相互作用によって起きています。いつもは感じない副作用をビールなどのお酒を摂取することによって引き起こされるので、薬と一緒にお酒を飲むのは大変危険といえます。

もし、会社の付き合いなどでアルコールを摂取しなくてはならない場合は、薬とアルコール摂取の間隔を開けなくてはなりません。アレグラは1日2回、朝と夕方に服用する薬です。薬を服用した直後は血中濃度が上がっており、薬の吸収が良くなっている状態です。ちょうど下がるころに次の服用が設定されているので、薬の服用との間隔は開ければ開けたほうが良いため、本来であれば夕方に服用をしたら、飲酒は10時以降にすることが適しているのです。

ですが、現実問題として10時以降に飲酒を開始するのは難しいものがあります。この時間から飲酒をしてしまうと逆に体を壊してしまい、免疫力にも影響が出てきますし、眠気も起こり薬が本当に効いているのかもわからなくなります。飲酒する予定があるならば、薬の服用時間をずらし、早めの夕方に服用すると良いでしょう。

とはいえ、花粉症の症状が出ているときに飲酒をするのは、症状を重くするだけです。ストレス解消になるので、リラックスすることはできますが、体にも変化を及ぼすので、ほどほどにすることが大切になります。