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アレグラで太るってホント?食欲増加の可能性アリ

マスクをかける女性

アレグラは副作用が少なく、眠気も起こりにくい薬であるので服用する人も多いのですが、アレグラを服用することによって太ることがあり、食欲が増してしまうこともあります。ただし、太るというのは薬が影響しているのかそうでないのかは判断が難しいことがあり、影響しているとは断言できないです。

アレグラは薬の仕組みを考えた場合、常用してしまうと脳にある視床下部の満腹中枢の刺激を抑えてしまい、食べても食べても満腹感を得られなくなることはあります。グレリンと呼ばれる物質が分泌されるので、食欲が増してしまい、さらに体脂肪の燃焼も悪くなってしまうのです。

このグレリンは胃から産生するもので脳下垂体に作用し、成長ホルモンを分泌させます。さらに視床下部にも作用して筋肉を増強し、さらに太る、といったことが起きてきます。つまり、アレグラを常用すると脳に刺激を与え、食欲を増進させ、筋肉もつくことで体重が増加する、ということが起きているということです。

ただし、このようなことはアレグラの添付文書には記載されていませんし、ほかの抗ヒスタミン薬の添付文書にも体重や体脂肪の増加、成長ホルモンよる食欲増進といった記載はされていません。ただし、抗ヒスタミン薬のペリアクチンには、食欲亢進は頻度不明と記載されています。

アレグラは副作用の少ない薬で、生活に影響を及ぼさないことから服用する機会が多くなります。ですが、常用した場合、何らかの影響が出ることは確かです。しかもアレグラの添付文書には、服用して1週間たっても効果がない場合は、薬剤師に相談し、効果があっても2週間以上服用しない、と記載されています。つまり連用することはリスクを高める可能性があるのです。

肥満になるかどうかは個人差があり、しかも体重の場合、水分の補給などによっても簡単に増えてしまうので一概にアレグラが原因とは言えません。ですが、アレグラに限らず、抗ヒスタミン薬には、グレリンの作用があるため体重や筋肉の増加が起こることはあります。

副作用がでないためには、正しく服用の数や時間を守る、ということが大切です。ドラッグストアでも簡単に手に入る薬でもありますが、一般的な眠気や口の乾きといった副作用の他に、このような体重増加の副作用も出ることがあるので、きちんと理解をし、いつもと違う変化があるならば医師に相談をしなくてはなりません。簡単に手に入る薬だからこそ自分自身の管理が必要になるのです。